やまがき(山柿 柿の木)Diospyros kaki
 【かきのき科かきのき属】分布 本州〜九州

6月ごろ径3cm大の緑の雌花を咲かせる
雄花は1cmに満たない薄黄色の壷型の花
雄雌異木や雄雌同木もあり樹種により複雑
雄雌の両方を持つ完全花もある  実の径5cm程度
果物に利用する柿では接木されるのであまり心配は無い
甘柿では雄花の花粉を人口受粉するものもある
暖地の山に生える  里に近い場所に生えている
山の柿の実は小さいので食用になりにくく鳥などの餌だ
青柿の渋みを生かして防腐剤に利用する
干し柿は渋が抜けて甘く美味しい  硬くならないうちが美味
渋柿はアルコールや炭酸ガスで渋みを抜いて食べる
    下の画像は栽培されている渋柿


甘い柿は渋柿の台木に春早くに接木する  芽が動かないうちにする
柿の葉は寿司を包んだり、お茶にしたりする
樹高15m以下の落葉中木
 偶然雄花ばかりの木を見つけ写した  柿とは思えない花
 画像の上にMPを乗せると雄花の画像に変わる  少し拡大している

 用途:盆栽、材には黒い模様が出来るので床柱に利用

 別種に実の径1.5cm程度のマメ柿(Diospyros lotus)がある
 原産は中国他で渋を取ったり薬用や盆栽に利用する 雄雌異木
 他に暖地に生えるリュウキュウマメガキ、トキワガキ等がある

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