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まてばしい(まてば椎)Pasania edulis
常緑高木【ぶな科まてばしい属】分布 紀伊半島以南
6月ごろ黄白の穂状の花を咲かせる
穂は雄花で雌花は葉の脇につくが、この木は若く雌花がついていない
葉は長い楕円 光沢があり厚くて縁は丸く鋸歯がない
葉の先は尻深樫の葉のように先端が尖らないで丸みを帯びる
私はマテ(馬刀)貝を連想した 常緑で緑の美しい木だ
海ぞいの日当たりの良い山野に生える
樹高15m以下の常緑樹で樹形が良い
実は1.5〜2.5cmの長さで翌年の秋に熟す
実の底が大きくへこんでいる 実を食用にする
実を食べてみたら、わずかに酸味がする
マテ貝は干潟に住む2枚貝で子供のころ良く取っていた
潮が引いた干潟に丸い穴があいており塩を入れると貝が上がってくる
同属に似ている木で尻深(ぶか)樫があり葉は長楕円で葉先が尖る
実の比較 落葉樹のくぬぎを見る
用途:公園樹、建築用材、器具材
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