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いね( 稲、 米 )1年草 Oryza sativa
【いね科いね属】原産地:アジア(インド)
稲の色々 畦の隅には彼岸花も咲く収穫の秋
6〜8月咲き 小穂に花がつく 草丈1m以下
里がこがね色になると夏も終わりとなる
黄金の国はこの稲で支えられている
集約栽培で過密な人口も支えてくれる
これほど日本の気候にあった作物は他にはない
嫌地もせず水さえ切らさなければ毎年安心して栽培できる
高温多湿(モンスーン気候)が米を育てる
子供のころ色々と栽培を手伝ったが、エンジン付の農機具が入ってあまり手伝わなくなった
しかしなんでも育てて収穫する作業は大変
ぬるい泥やタイコウチ、たにし、ドジョウ、ヒルの思い出もある
また取り入れなどの時にモミの殻でかゆくなる
注:禾(のぎ)によりかゆくなる のぎ蘭参照
私たちは戦後に米国の食料援助のパンや脱脂粉乳で育ったが、今でも朝食にパンと牛乳を食べている
しかし米なしでは1日とて過ごせない(腸の長い日本人向き)
五穀とは米(こめ)、麦(むぎ)、黍(きび)、粟(あわ)、豆(まめ)を言う 稲田を見る 稲に戻る
わせの香や 分入(わけいる)右は
有磯海(ありそうみ) 芭蕉 奥の細道 富山県で
実るほど 頭(こうべ)を垂れる いな穂かな
頭の片隅にいつもこの句がある
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