上の画像は雄花
下の画像は去年の茶色の穂と
今年の新しい雌花が穂になったもの

がま(蒲)
 Typha latifolia
  【がま科がま属】
分布 沖縄を除く全国

6〜8月に開花する多年草
草丈1.5m以下 沼地に生える
薄茶の上部が花粉を持つ雄花で、芯を残し落下する
グリーンの下部が雌花で茶色に色づき穂になる
穂は茶色のソーセージ型になり冬には白い穂綿になる
花粉を漢方で蒲黄(ほおう)といって、傷にふりかけて止血薬に用いる
日本神話の因幡の白兎は、蒲の花粉にくるまった
冬、寒風が吹く沼にこの白い穂綿が残っているのもわびしい感がする
赤茶色の穂の全体写真
繁殖したガマの湿地

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