高野箒

こうやぼうき(高野箒)落葉小低木 Pertya scandens
【きく科こうやぼうき属】分布地:本〜九州 

9〜10月咲き  薄ピンクの筒状花で花径2〜3cm大
落葉した冬に実が風で飛び繁殖する
  画像の上にMPを載せると実の写真に変わる
実は冬の乏しい陽に照らされてピンクに光っていた
茎の節が白い特徴がある  樹高(草丈)1mまで
山地樹下の日当たりの良い乾燥気味の道沿いに生える
しかし最近さっぱり出会わなくなった  里山が減少した為か?
高野山でこの茎を利用して箒にした為名前がついた
竹箒が簡単で便利だが、高野山では竹を植える事を禁止した
竹など植物を利用し利益を得ることを嫌った為か?
又空海が高野山を開いた時出現した大蛇を竹箒で退治した
この時大蛇の霊が竹箒についた為以後竹箒を利用しないとの話もある
高野山は杉木立で森閑としている
四国八十八ケ所も春は特に良い  心洗われる気持ちがする
日本人は一度は訪れて見なくては?
  同属の花にカシワバハグマがある
  もみじはぐま属にはキッコウハグマがある

 戻る 花図鑑TOPに戻る