花の里日記 2003.6.17 38
花曜日 びっくりした事
梅雨に入り今日も空が暗い。
頭までボンヤリしている。
ふと事務所(やむを得ず分譲住宅を事務所に使っている)の外を見やると揚羽の大きいのが飛び回っている。
庭に生えている少しの株のモナルダがピンクや赤に咲いているのをめざとく見つけたのだ。
昨日は紋黄揚羽が来ていた。
しかし彼らは白妙菊の黄色の花には目もくれない。
なぜだろう。
蜜の有り無しか色の好みなのか私にはわからない。
蜂も吉和のモナルダにはたくさん集まってくる。
昆虫の好みの花壇作りも面白いかもと思った。
今年はいつもの年とどこか違う。
雨も適度に降り、太陽も十分照りつける。
気温の変化も明確ではっきりしていた。
早春に寒菅が見事に咲いてびっくりしてしまつた。
ただの雑草でしかないのに!
空木や野茨もウドンコ病にかからず美しい白の花を咲かせた。
京鹿の子もピンクがすばらしい。
うつぼ草のこの紫色はどうだ。
木々の緑も光輝いている。
やぶでまりの白い飾り花も、蝶に変わり今にも飛び回りそうであった。
自然はとつぜんとして私に美しい花を見せてくれる。
びっくりする事ばかりでこれからが不安になってきた。
今から私に何を見せてくれるのか?
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