私の花図鑑          花の里日記  2021.10.1   461


          金曜日  (快晴)  秋に緑


 今日は久しぶりに快晴でほとんど雲は見られない。
今年こんな天気はあまり無かった気もする。
おまけに南の高気圧でもなさそうで北の高気圧でもなく中間あたりか?
湿度は少なくて少し微風が吹いている。
なかなか気持ちが良い。
早速に山の別荘地に向かった。
回りを経由する道は選ばず、直接進む道を選んだ。
昨日は県北の売り別荘の整備に行ったのだが、あちらもまだ紅葉は見られなかった。
最近近くの林道を走ったのだがそこも紅葉はまだであった。
道べりに三葉アケビの熟れて割れた実があり、白い実を食べたのであるが水っぽくて美味しくなかった。

 向かう途中、花の里により作業服に着かえてから山に向かったのだが、ここの山法師の
沢山なった赤い実を食べて見た。
この実も少しは甘味がついた感じであったがやはり美味しくない。
山の別荘地の山法師も沢山の赤い実がなっているのだがやはり同じ味。
木の下を見ると沢山の食べ残した赤い実が散乱していた。
野鳥たちも食べ物が無いとしようがない感じで食べているのであろう。
山の道は褐色の落ち葉で一杯なのであるが秋の風情は無い。
落葉樹たちの葉は普段の倍の大きさで山は緑一杯なのであるが、それでも葉は落とす。
朝の気温が11度になるのでこうなのかと思った。
道の地面にはドングリが沢山落下していて車で走るとバチバチと割れる音がする。
これは秋らしいのではあるが。
しかし紅葉は、ほんの一部であるが乾燥気味の日の当たる尾根付近では見られる。
ここは木の種類が違うのかも知れない。
エゴノキにはヤマガラが沢山来て木の実を嘴ではさみ、食べやすい枝でトントンとつついている。
秋の木の赤い実には他の小鳥たちの集団が来て賑やかに遊んで飛んで来て食べたりしている。
今年は春や夏にはあまり小鳥の集団は見られなかったので嬉しい。
それと野草なのであるが夏はまるで淋しかった。
でも秋になりそうになると一斉に咲き始めて綺麗だし賑やか。
白やピンクや紅、黄色に青に紫と見ていても楽しい。
そして彼らの葉も生き生きとした緑で見事である。
こんな年はなかなか無いかもと思う。
でも不幸な事には草刈りが大変。
それと道に流れた砂利や枯れ枝や落ち葉が沢山あり掃除するのも大変。
行く度にブロアで吹き飛ばして清掃しなくてはならない。
大雨で流れ出るのである。
何事も良い事と悪い事がある。
人の世と同じか?
でも手入れすると山の自然は綺麗ではある。
帰りにはいつものように入浴。
まるで湯治しているようではある。
私はこんな自然に生かされているのではある。
そう言えば最近体調が良い。
不思議に思い、考えて見ると山に行く度に山法師の実を2個食べている。
それと現の証拠のピンクの花を一輪食べていたのである。
どこまで効果があるのかまるでわからないのであるが・・・


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