私の花図鑑          花の里日記  2011.3.7   1543

         月曜日 (晴れ)   独裁国家


 今日は寒さも収まり少し暖かい。
庭の日本水仙も伸び伸びと白い花を咲かせてくれた。
チューリップもようやく新芽を伸ばしてきたし、また三寸あやめも満開になった。
少し寒いこの辺りもようやく梅が満開となって初春らしくなってきた。
楽しい春がすぐそこに来ている。

 昨今のニュースで若者が自殺したり、か弱い幼子を殺したりする事が報道されている。
日本は自民党の小泉元首相の改革に名を借りた大企業中心社会傾倒の政策が
あり、普通の弱小な中小企業への圧迫が強まり雇用が大部分奪われてしまった。
これには価格競争をすると一般的には大企業が勝つ資本主義の原則が
あてはまっていく。
また競争を理由にまたアルバイトや派遣社員が増えて正規な雇用も減少する。
安定していた保険や年金会計も加入者の減少で不安が高まってくる。
若者たちに就職への不安が増して将来に希望を持てない人が増えてくる。
計算はうまく出来ても社会への貢献などさらさら考えなく、自分さえよければいいと
言ったようなエリートがいまや誕生している。
それが社会の中心部をしめてくると、この日本は弱肉強食の不安定な社会に
成り下がってしまう。
また学校の教育も過当な競争をあおって情操教育がおろそかになっている。
いま韓国も経済ばかりに目を奪われて危険な領域に入り初めているようである。
病院や学校も精神的な養護の部分が未熟で彼らを保護しきれていない。
複合汚染と言った言葉があったが今は複合雇用減少ではある。
人々は生活中心を叫ぶ民主党に期待したが、その民主党はミニ自民党化して
しまい、ぶざまな政権運営となってしまった。
私は筋を通して改革を進めている若い みんなの党 に期待している。

 一方外国に目を移すとアフリカから中近東あたりの独裁国家が、民主化に
目覚めた人々のパワーによって崩壊している。
先進国は経済の名に借りて、これらの独裁国家の延命に手を貸してしまった
つけがある。
急いで緊急援助をしたりまた民主化を促進する政治的な助力を、そこの人民に
してあげないといけないと思う。
これは義務的な事だと私は思っている。
アメリカや日本も共産主義の独裁政権である中国の民主化を放置し利益ばかりを
追求してきたきらいがある。
そのせいでいままで北朝鮮のテロ国家を生き伸ばしてきた。
私たちは戦後に頑張って目指して来た平和な民主国家作りを、世界にもっともっと
推進していく義務があるだろうと思う。

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