みともり 私の花図鑑
ちがや(茅萱) 戻る
多年草【いね科ちがや属】
分布地 日本全土
5〜6月に開花 草丈60cm以下
ススキに似ているので手を切りそ
うであるが、わりに柔らかい葉
地下茎を伸ばして繁殖する
逆光では白く光り美しい
白い穂を火口(ほぐち)に利用し
た 晩春の記憶にある花だ
日当たりの良い草原や荒地、土手
などに生える
花穂が茎の中にある時、穂を抜き
出してかむとガム状になり美味し
い
また白い根も節があり少し甘い
サトウキビの茎が甘いのに似る
子供の頃は遊びでよく穂を噛んで
いた 健康にも良いか?
また登山の際、道べりの笹の芽も
熊のように噛む事がある
自然に登山道の整備もしている?
ちがや属とさとうきび属は近い属
だ
白い根茎は漢方で白茅根といい止
血や利尿薬とする