きじ(雉)【きじ科】 雌を見る

里山で生きる大きな留鳥  足元で飛び立つとビックリする
写真は雄で顔が赤い  雌は全体が茶色
沖縄を除く日本全土に住む  体長60〜80cm
雄はケンケーンと春から夏まで鳴く  繁殖期から子育て期まで
 山に行くと赤茶色の山鳥がおりキジより一回り体が大きい

 最近知人と雉の鳴き声について話をした

 雉も鳴かずば撃たれまいとの故事についてだ
雄が大きな声でわざと鳴いているのは繁殖期だけである
それも人目につくように鳴いている
雌の姿は地面の土色ですごく地味
雄と雌の姿の違いは野鳥に共通している気がする
雄が鳴いているのは理由があり縄張りと家族を守る為である
雌は目立たないように静かに巣でタマゴを抱いている
そこに害獣が近寄ると雄は巣から離れている場所でわざと大きな声をだして派手に振舞う
すると害獣はそれに気をとられて巣から離れて雄の方へ向かう
すると雄はどんどんと巣から離れた場所に害獣を誘導して最後に飛び去る
こんな理由からなので人が鉄砲で撃つ事までは彼らの本能には入っていないのだろう
だから鉄砲では撃たないようにしてやりたいものである
 画像入替え分は田の畔の見通しの良い場所で見張っている様子

昔花の里(別荘地)でスイカを作った事があった。
実が大きくなりあと少しで収穫という時に穴をあけられて中身を全部綺麗に食べられていた。アナグマの仕業かもれないがキジも疑っている。
最近民家の畑にパセリを植えていたら近くのキジに突かれてしまった。野菜の一部もだが。なかなか共生もむつかしい。

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