大膳原の左にはすぐに吾妻山が見えるがこの写真にはない。
 画像の上にMPを載せると左の吾妻山の展望に変わる

 比婆山(ひばやま)1264m
 広島県比婆郡比和町、西城町


比婆山と言っても山頂は割に平で御陵がある。神話の山だ。尾根にはぶなや一位などの大木が生い茂り、うねり曲がったり垂れたりして風雪に耐えた樹形を見せてくれる。このあたりは中国山地では一番の寒地だ。いかにもヒバゴン(空想の猿人)が出てきそうな原始の風景である。秋であったので、ぶなの枯れ木に美味しそうなキノコが生えている。よく見てみると毒キノコの月夜茸である。
私は若い頃、社会教育関係で指導者研修と言う名の元にここを縦走させられた経験がある。もっぱら歩くだけでくたびれた登山であった。あれから二度目の登山となったが相変わらず、ぶな林には野草が少なく淋しい登山道ではある。花の好きな私には池の段の草原に咲く花が救いであった。(松虫草や竜胆、鳥兜など)春にはぶなの新緑が綺麗そうではあった。
熊野神社より竜王山、立烏帽子山、池の段、比婆山、烏帽子山、大膳原、吾妻山経由の国民休暇村までの縦走が良さそうだが、かなり歩く事にはなる。
 行き方
 簡単に野草を見るのなら立烏帽子山下のパーキングまで車で登り、近道をして池の段に行く。
池の段は眺めが良い。

 御陵  尾根のブナ林
 池の段より吾妻山の展望1
 逆に吾妻山より比婆山の展望1
 逆に吾妻山より比婆山の展望2
 

下は池の段から見た立烏帽子山の写真


立烏帽子山の右下に駐車場がある。
そこから近道をくれば立烏帽子山はパスとなる。でも立烏帽子山が比婆山付近では一番高い山だ。
池の段から写している。池の段は野草が多い。

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