くわ(桑、山桑、唐桑、魚桑) Morus
【くわ科くわ属】分布地 九州以北

4〜5月頃緑の雄雌異花をつける  この写真は栽培種の雌花
雄雌異株だがときに同株もある  葉は互生する
葉は楕円形または3、5裂するものもある 交雑により変異が多い
山桑の葉も割れる  葉は絹糸を出すカイコに食べさせる
そう言えば木は葉が良く茂る  それでカイコにも利用されたのだ
6〜7月頃実がオレンジ色から黒く熟して甘く食べられる
くせのないおいしさである 見直しても良い果樹だ
山桑の小さい実は野鳥の餌になる
落葉中木  樹高は15mまで  花は美しくないので主に実を利用
桑の木は木目が美しく軽いので床の間などに利用する
     画像の上にMPを載せると山桑の実に変わる
似た実でコウゾの赤い実があるがこちらはトゲがあり食べられない
(トゲが咽喉などに刺さる)ジュースにしたら飲めそうかも?
2021.7.5 近郊の里山にあったコウゾの実はトゲが無くて美味しく食べられた  人たちがトゲの無い品種を育てたのであろう

    桑の実(長さは3cm位になる)


用途:庭木、建築材、器具、果樹用

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