くまがいそう(熊谷草)Cypripedium japonicum
多年草【らん科あつもりそう属】分布 九州以北

4〜5月に咲く日本の蘭の代表  花径8〜10cm位で大きい
葉は2枚で花を包むように開く  花は一茎に一花咲く
花色も淡くて浅い緑の葉の色まで美しい花だ
名前は源氏の侍の熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)にちなむ
   (経過については椿の熊谷にあり)
花は樹下にエリマキトカゲが多数並んでいるようで楽しい
草丈40cm以下  林の下や竹やぶに生える
栽培には直射日光と寒暖の変化を避ける
西日が射さない半日陰の涼しい腐葉質の良い土地に生える
この花は栽培種  約40年前に山から持ち帰り栽培されたもの
もう一つ美しい日本の蘭がある  敦盛草

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