あかしで(赤四手、そろ) Carpinus laxiflora
【かばのき科しで属】 分布地は沖縄を除く全国

4〜5月にヤシャブシに似たつり下がる赤緑の花を咲かせる
花は紐状で4〜8cm位の長さ  新芽は赤い
果穂は5〜6cm 6月のこの頃には葉が緑になる  葉柄は赤い
葉は長さ3〜7cmで葉脈は7〜15対  鋸葉が不ぞろい
秋に日の当たる場所の木は赤みを帯びた茶褐色になり美しい
葉はぶなを小さくして細くしたような楕円形で葉脈がはっきりしている
幹もぶなに似て灰褐色で白い大斑点模様がありなめらか
この写真にもバックに枝分かれした太い幹の模様が見られる
山野に普通に生えている  幹は円形でなく少し縦に骨ばる
落葉高木で樹高15mまで
材は楢等に比較して割れやすく、風などでよく枝が割れて落ちる
  画像の上にマウスポイントを置くと秋の拡大画像に変わる

 似ている木では犬シデがある イヌシデは花が赤みを帯びない
 木肌も滑らかで灰白のはっきりした縦模様が出来る

利用:きのこの原木、器具、炭材用

 戻る 花図鑑TOPに戻る