どくだみ(十薬、毒痛み)Houttuynia cordata
多年草【どくだみ科どくだみ属】分布 本州以南

6〜7月咲き  湿気のある半日影地に生える
茎の先端に穂状のオシベとメシベだけの花を咲かせる
白い花弁に見えるのは総苞片
普通4枚あるがこの画像では5枚
葉にふれると特有の匂いがする
草汁の香りは最初臭いと思っていたが慣れると良い香りに思える
繁殖力が強くて地下茎で増える
最近はこの雑草みたいな花が庭の隅に無いと寂しく感じる
草丈50cmまで  名前は悪いが気品のある花

用途:若い芽はテンプラで食べる
  全草を陰干し煎じて飲用し、利尿や動脈硬化予防などに利用する
  湿疹やかぶれ、腫れ物には生葉の青汁を患部に塗布する

 どくだみを 一輪活けて くつろぎぬ  山帰来

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