やまはぎ(山萩)Bush clover, Lespedeza bicolor
落葉低木【まめ科はぎ属】分布 沖縄を除く全国

夏から秋(8〜9月)にかけて咲く  秋の七草の1つ
茎は冬にほとんど枯れてしまう  樹高2mまで
枝は枯れるが硬いので垣とか戸の材に使用すると風情がある
少し高い山に生えている  枝は先端で垂れる  小葉は3枚
草ではなく木だが、七草に数えられる為に草の部に入っている
花を枝全体に散らして咲かせるのがこの山萩の身上だろうか
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 栽培種 宮城野萩  野生種の丸葉萩  野性種の筑紫萩
 野生種の蒔絵萩  野生種で白い花の犬萩めど萩
 地面を這い夏に咲く猫萩  野生種の木萩(花は白に近い)
     山での開花写真

花言葉:内気

 をじか伏す 萩咲く野辺の 夕
   しばしもためぬ 萩の上風  
西行

 折らで行く 袖にもぞ こぼれける
      萩の葉しげき 野辺の細道
  西行

 紫に 散り積りたる 萩の花
   過ぎゆく秋の 置き土産かな 
山帰来

 もう咲くか 風の便りに 萩の花 山帰来

 秋風は 冷(すず)しくなりぬ 馬竝(なら)めて
  いざ野に行かな 芽子が花見に 
万葉集より

 注:芽子(めこ)は萩の古名
下は花の拡大写真2



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