しゅろ(棕櫚)Trachycarpus fortunei
  【やし科しゅろ属】分布 九州南部

5〜6月頃咲く  黄色い房状の花
雄花は垂れ下がり雌花は上向き  雄雌異木
葉は枝先に集まり葉先が少し垂れる
幹の下部は褐色の繊維に覆われている  農家には植えてあった
この繊維を昔は手で編んでロープなどの材料に利用していた
(しゅろ縄)  井戸や川の飲用水を漉す材料にもなっていた
樹高10mまで  暖地の庭木や公園樹として利用
柱は繊維質で硬く重いし腐りにくい
昔この実を父が茹でて食べて見たが食べられる物ではなかったらしい
  洋風な庭に合う
  別種に葉が短くて葉先が垂れ下がらないいトウシュロがある

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