私の花図鑑          花の里日記  2011.12.30   176

         金曜日 (曇り)   日本の進路


 今日はまだ寒波の残りか中国山地からの雲が沿岸部まで張り出して、曇って空は
どんよりしている。
少し北風が吹き、なんとなく外に出るのがおっくうな日。
町は帰省した人や車が減って今は穏やかな年末を迎えている。

 今年2011年は変動の年であった。
天候はいつまでも定まらず、まるで暑い夏と極端に雨の多い年であった。
植物はその季候に惑わされて、早く実がなったり季節外れの花が咲いたりしている。
台風も例年とは違う進路をとり部分的に集中して襲来してきた。
大地震、風水害、原発事故、円高、デフレと次から次に日本国民は悩まされている。
今の政治は相変わらず的外れで、いつまでも収拾がつかず、
その場のつくろい政治を繰り返している。
地方は若者の都市集中で老人ばかり。
おまけに大手の企業の収奪で資金は大都会の一部の金持ちに流れて、
農村は疲弊し枯れ草が農地を覆っている始末。
また地方の行政体や政治家はそんな現状認識がまるで出来ずに、
従来繰り返してきた陳腐な行政を繰り返すだけ。
大都市には人々が集中して、少ないパイを奪いあい過酷な生存競争をしている。
まるで優しさのない都会となってきた。
ここで私たちは今の状況をしっかり認識して、新たな未来に希望を持てる日本を
作らないといけない。
維新の会やみんなの党はそんな私たちの要望を吸い上げて実行してくれる人たちだ
と思っている。
今は既存の不要なものはあっさりと捨て去り、新しく夢の持てる社会を再創造しない
といけない。
私たちは今まであったすべての物事を見直し、必要無いと思う事はしっかり発言して
改めないといけないだろう。
そのすべてを政治家や行政が認識し検討し、これから改革を初めて実行していく。
新しい2012年はその手始めの年としたいものである。

 今年はこの気候変動で山の野草園造りもうまく進まなかった。
来年は基礎的な全体像をなんとかまとめて、花の植栽をしっかり増やしたいと思っている。
これは私の進路かな。

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