私の花図鑑          花の里日記  2011.6.14   163

         火曜日 (曇り)   季節の味


 昨日は思い切って紫陽花見物に出かけた。
平日なので高速割引が少ないのだが。
曇っていたのでか、花は水水しくて今年は綺麗に咲いている。
ピンクや水色が優しくてなにか好きだ。
おまけに花菖蒲も見事に咲いていた。
梅雨となるとつきもので見たくなる花ではある。

 今日は花の里の野草を少しだが野草園に移動させてやった。
少しづつだが段々と山の野草園も賑やかになり始めている。
山では小紫陽花が大分色づき始めていた。
全体が開花するのももうすぐで楽しみにしている。
ここは野生の飾り花のある山紫陽花も野生しているので、
二つの紫陽花を同時に楽しめるのだ。
山の梅雨の花形、山法師はもう満開状態。
それと期待していた紅花山芍薬がようやく開花した。
ピンク色の優しい花が4輪咲いている。
それとまだ藪手毬も白い花を咲かせている。
笹百合は蕾が大きくなっていた。

 

花の里はジギタリスが満開でピンク色が華やか。
白い花もありまた野薊の赤紫色の花が咲いて賑やか。
ノコギリ草も白い花と赤い花が咲き始めている。
赤紫のマロウも咲いてハーブティにして飲んでいる。
花忍もなんとか生き残り青い花を咲かせた。
シャスターデージはフランス菊と一緒に咲いて今年は少し変。
他にはハニーサックルがパーゴラで満開になり香りも少しする。
瓜の木はカンザシのような薄クリーム色の軽やかな花を沢山ぶら下げている。
ようやく咲いてくれた空木の白い花は満開。
花の里でも5年位前に山から苗木を持ち帰った山法師が2本程花をつけて呉れている。



また以前に苗木を植えた八重の梅花空木がようやく白いはっきりした花を咲かせた。
また蛍袋がいよいよ蕾をつけ始めた。
源氏ボタル見物も近い。
これも季節の楽しみの一つ。
ここ花の里の花壇は名前をあげるのが忙しいくらい花の種類が増えた。

 山は自然の蕗が繁茂してうるさい位に増えている。
今年は雨が順調だったのか葉が例年の3倍位の大きさになっている。
また季節的に丁度具合が良く河原の破竹の竹の子が数本取れたので現在調理中。
今年はどんな味に出来上がるのであろうか?
破竹は孟宗竹と違い緑色で歯切れが良く美味しい。
自然の真ん中にいると季節の味が一番のような気がする。


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