私の花図鑑          花の里日記  2010.11.8   144

         月曜日 (晴れ)   山の紅葉盛り上がる


 午前中は月曜でもあり仕事をしていた。
午後からなんとなく山に行きたくなり仕事もそこそこに走って行ったのだ。
なぜかと言うと今年はやけに紅葉が綺麗で日一日と変化して見せてくれる。
それを思うといてもたってもおれなくなる。
道中は渓谷の紅葉も素晴らしかった。
今年は木の黄色がはっきりと出ておりそれに枯れた茶色も混ざり赤、オレンジ色、常緑の緑、枯れかけたくすんだ緑とまるで錦を織りなしている。
出かけた人たちも紅葉に見とれて車のスピードが極端に遅い。
さもあろうと思う。
見慣れた私でさえここ数年見た事もない美しさだと思う。
自然の微妙な年月の変化にはいつも驚かさせられる。
花の里方面に行くにはこの渓谷から標高900mの峠を越える。
そこのミズナラ林も赤茶色から黄色まで見事に紅葉していた。
ほとんどの木が紅葉するのは珍しい事だ。
さすがに峠を下ると少し緑かかってくすんでくるが結構見られる。

 山の別荘地に来て見たがここも同様に紅葉の盛り。
地面まで黄色と茶色と赤い落ち葉で彩られて錦の絨毯模様。
なかにキノコの丸い頭が数個並んで見えるのも愛嬌。
焚き火も忘れて林の中を行き来して遠くから近くまでの様々な紅葉を楽しんだ。
さすがに立冬を過ぎたせいか4時過ぎには暗くなってきた。
山の日暮れは早い。


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