なつめ(棗 夏芽) Zizyphus jujuba
 【くろうめもどき科なつめ属】原産 中国北部

6〜7月に黄緑色の小花を咲かせる  花弁は5枚
実は楕円形をしており、赤茶色で光沢があり長さ3cm程度
9月から10月に熟す  リンゴを小さくしたような食感
実を食用や薬用にする 日本でも古来から栽培される
乾燥した実を砂糖菓子や料理用にも使う
名前は初夏に芽を出す事から
又この実の形が茶道具のナツメに似ている
実を乾燥し加工すると大棗(たいそう)という生薬になる
薬用としては強壮、鎮静、利尿作用がある
栽培にはなるべく乾燥地を選ぶ  耐寒性あり
繁殖は根挿しか、脇枝を土に埋めて初根させ株分けする
樹高10mまでの落葉高木だが、日本ではあまり高木にならない
樹形は直立してあまり枝を張らない  害虫にはナツメコガがいる

用途: 庭木用

 戻る 花図鑑TOPに戻る