私の花図鑑          花の里日記  2010.2.25   125

         木曜日 (曇り)   スノードロップ


 明日は雨という予報だったので花の里で作業をしなければと思い、早速出かけた。
雪は皆無といった状態で、行く道の陽だまりにはもう黄色の満作が咲いていた。
山榛の木も満開で黄褐色の長い紐の花をを沢山垂れている。
他にはこれと言って春の訪れを知らせてくれるものはないが、普通は濃い緑の
杉の森が寒さで赤くなってる位だ。

 花の里は道に落ち葉が散らかってわだかまり、雪解けの湿気を帯びて固まっている。
それを竹箒で掃き集めて清掃していく。
これもこの冬の精算をしている気分だ。
清掃すればまことに綺麗で、ようやく今年も春を迎える気分になってきた。
この冬は私も寒さに負けたようでスキーも出来なかったのだが、まだ前面の山のスキー場
では若者が春スキーよろしく元気にコースを滑っているのが見える。

 最近風邪になって一週間位仕事も出来なかった。
去年の夏しっかり運動してなかったので体力が落ちた
なと思っており、今年は頑張ろうと思う。
人間元気で生きているのが一番だ。
ここの花壇の隅をふと見るとスノードロップの白い花
がもう咲きかけている。
ここの花園での一番の開花だ。
日本水仙と同じで球根でそれに梅雨頃には葉が枯れる。
寒い時期に育つ変わり者だが春一番に咲き可憐である。
色も真白で名の通り雪を溶かして固まった白い粒みたい。
花びらも3枚で変わっている。
スノー ドロップ

花壇をよく見てみると他にはアネモネも赤い蕾をつけていた。
球根の時から花芽を持っており雪解けと同時に茎を伸ばしたものだろう。
これも小さな蕾なのだが愛らしい。
やはり春を知らせてくれる花には感激だ。
作業を一通り終えてゆっくり入浴する。
また風呂から出てからは居間から野外の変わる景色を見るのも好きだ。
遠くにはまだ雪を冠った冠山が見え、近くには女鹿平山とその斜面の白い
スキーコースが見える。
南から吹く春一番が空の灰色の雲を次々といそいで吹き流していく。
空には隼やカラスが時に黒い姿を浮かせたり走らせたり急降下したりして、
現れてはまた視界から消え去る。
近くには枯れたススキ原が寂しげに強い風になびいたりしている。
私も長く生きてきたなとか思ったりしてこの一瞬の時間を過ごしている。


 またついでと言っては変だが今回も音楽の紹介。
最近はよく音楽等の動画を見たり聞いたりしている。
深夜まで見ているのでつい眼が疲れてしまう。
私は昔フォークソングが好きだったのだが時代と共にそれがほとんど消滅し
似ているカントリーを聞くしかすべが無くなってしまった。
でその中でドリー パートンが不思議に聞きやすかったのでずっと聞いている。
カントリー歌手なのに一般向けもしてアメリカの大衆に愛されているらしい。
そういえばマリリンの再来みたいな風貌をしている。
でも彼女のセンスは素晴らしく感情をうまく歌で強調して表現してくれる。
彼女が作った歌でアイ ウィル オールウェイズ ラブユー の曲がある。
ホイットニー ヒューストンが流行らせたが、私にはやはり元のドリー パートンがいい。
しかし全盛時代の映像を見ていると本当の歌の感じが伝わらないので興味があれば
CDで聞くように!  で曲の内容は
   貴方が好きだけれど、ほんとに貴方の好きな人は別の人、で私は去ります。
   でも私はいつまでも貴方を愛しています。   と言った歌

   Uチューブ     I WILL ALWAYS LOVE YOU     DOLLY PARTON

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