みともり 私の花図鑑
       かなくぎのき
 (鉄釘の木、鹿の子木) 戻る



 【くすのき科くろもじ属】
 分布地は本中部以南、四、九州

5月頃黄緑の集団の小花を枝脇に
咲かせる
日当たりの良い普通の山地に生え
る   この花は雄花
黄緑の集団花  雄雌異株
9〜10月には濃い赤色の実がなる
径8mm程度

なんでもない地味な木なのに枝先
いっぱいに実を付けると美しい
木肌に特徴があり光沢のない灰色
の表皮全体に白いツブツブがある
かのこ模様で、鹿の子の木が鉄釘
の木に表記が変わった
真っ直ぐに伸びる木で材質は柔ら
かい
若い木は鉄釘にはならないが、し
かし古くなると鉄釘になりそうだ
木肌は古くなると明るい茶色に変
わる
葉は長楕円形で光沢があり長さ15
cmまで   秋には黄葉する
樹高は15mまで落葉中木
用途:器具材、楊枝など