みともり 私の花図鑑
 いぬまき( 犬槇 マキ ) 戻る



    【まき科いぬまき属】
    分布地:本州関東以南

雌雄異木で雄花は円柱形の紐状で長
さ4cm程度  4〜6月開花
葉脇から3〜5個出る
花色は薄黄色
雌花は薄緑色で葉の付根に1個つく

実は9〜10月に赤紫色に熟し人形の型
をしている
実の長さは全体で25mm程度
人形の緑の頭の部分が種で、赤い部
分は花托で甘く食べられる
柔らかいゴムみたいな食感で中に硬
い胚珠(芯)がある
少年時代に垣根に出来た赤い実を食
べた記憶がある
果樹とはいかないまでも面白く風情
がある
常緑で年中緑が美しく垣根等に植え

雨後に刈り込まれた青緑の葉の色が
綺麗だ
常緑高木で樹高25mまで
暖地の太平洋岸の山地に自生する
蛾のキオビエダシャクが食害する
材はシロアリに強く丈夫
用途:街路や庭園樹、垣根に利用
花言葉